「遥かに仰ぎ、麗しの」フルコンプ感想

遥かに仰ぎ麗しの 初回版

遥かに仰ぎ麗しの 初回版

さくらッセでふーりん(佐本二厘)の魅力にフルボッコされたんで、ふーりん強化月間が発動。トップバッターに評価の高いかにしのをチョイス。フルコンプ後に感想サイトを色々回ってたらなんだか言いたいことが出てきたので感想書いてみるよ。

ネタバレしまくりなのでよろしく。
前評判で「本校編は名作、分校編は駄作」って聞いてたんだけど、単純な文章力で言うなら本校編の健速氏より分校編の丸谷氏の方が上に感じた。森博嗣の言うディフェンスが健速氏は若干甘いように思うんだ。

でも好き嫌いで見ると俺も本校のが好きなんだよね。


個人的には梓乃ルートが一番面白かったなぁ。いや、ふーりん補正がかかってるってのも有るけど(笑)

ヒロインが主人公を憎んでる状態でスタートするってのが斬新って言ってる感想はよく見かけて、俺もそう思ってたんだけど、でもよくよく考えると映画とか小説とか漫画とかだと結構あるんだよなー。

ただやっぱり梓乃ルートが新しいなと思ったのは、ヒロインが主人公を憎む事それ自体が物語りを転がす動力源になっていること。
映画とかで良くあるのは、スタート時には憎んでいるんだけど、ある事件に巻き込まれて、巻き込まれてるうちにラブラブになるという展開。憎しみと事件になんら関連性が無いケースが殆どな気がする。


次点で好きなのは栖香ルート。結構評判悪いみたいだけど^^;;;すみすみ可愛いよすみすみ。

確かに途中で中ダレしてる。それは確か。
でもあのちょっとずつちょっとずーつ近づいていく描写は、いったいどこまで積み上げるんだー!><oと途中冷静でいられなくなったり(笑)
栖香ルートを一番初めにやったので全体のボリュームも見えてなかったんだよね。まるでいつ下りがくるか解らないジェットコースターをずーーっと上りつづけてるような感覚。

積み上げた高さに比べてクライマックスの下降が少なかったから若干拍子抜けした部分はあるけど。分校ルートではやっぱ栖香ルートが好きだなぁ。


サブキャラが魅力なのもいいよね。
基本、音声はスキップする事が多いんだけど、梓乃と奏と双子と香奈は音声スキップできなかったorz おかげで時間かかるかかるw

双子はジョーカーすぎるよな。FSSでいうスペクターな位置。邑那ルートでは例外的に物語に影響力を持ったけど。


しかし分校の3人とも、ナチュラルに言葉攻めとか、オナニーorオナニー自白とか、丸谷氏とは美味い酒が呑めそうだ(笑)
あと、シリアーナド・レイで有名なすみすみですが、アナルーって意味じゃ梓乃の方がエロいと思うんだぜ?